日常生活から重要な契約まで、さまざまなシーンで必要となる印鑑。
しかし、「どの種類の印鑑にどんな素材やサイズが適しているのか?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
印鑑は、用途によって適した素材やサイズが異なり、選び方を間違えると耐久性や使い勝手に影響を及ぼすこともあります。
本記事では、実印・銀行印・認印のそれぞれに最適な素材やサイズを詳しく解説、さらに、種類別の用途についてもご紹介します。
①実印は高級素材・大きめ推奨
②銀行印は耐久性重視が最適
③認印は軽量で手軽な素材推奨
④種類別の用途を解説
印鑑の種類別でおすすめの素材とサイズ
・銀行印の素材・サイズ
・認印の素材・サイズ
・購入は印鑑通販サイトがおすすめ
実印の素材・サイズ
「実印は○○○の素材、銀行印は○○○の素材で作らないといけない」といった決まりは特にありません。
しかし、印鑑の種類によってそれぞれに適した素材や大きさがありますよ。
まず最初に、実印は印鑑の中でも最も重要度が高いので、なるべく高級な素材で作るのがおすすめ!
金属系の印材なら「チタン」、木材系の印材なら「オノオレカンバ」が代表的です。
チタンは金属ですので耐久性や捺印性に優れており、見た目の高級感もトップクラスと言っても過言ではありません。
自然素材とは違って湿気に強くて水洗いもできますので、一生モノの実印として適しているわけです。
※チタン印鑑を作るメリットとデメリットはこちら!
実印のサイズは、「男性が15㎜」「女性が13.5㎜」なのが一般的です。
銀行印の素材・サイズ
銀行印の素材は、使いやすい「黒水牛」や「柘材」が良いでしょう。
黒水牛は印鑑の代表的な印材で、耐久性や捺印性に優れています。
柘材も木材系の中で最も普及している印材で、デザイン性に優れた商品も少なくありません。
銀行印のサイズは、実印よりも少し小さめの12㎜または13.5㎜がベストです。
認印の素材・サイズ
使用頻度が高い認印は、軽くて扱いやすい樹脂製の印鑑をおすすめします。
可愛らしいデザインの商品も多く、販売価格もリーズナブルです。
認印のサイズも明確に決まっていませんが、「男性は12㎜以上」「女性は10.5㎜以上」が良いでしょう。
「実印」「銀行印」「認印」を作る時は、種類に合わせて素材を変えてみてください。
購入は印鑑通販サイトがおすすめ
「実印」「銀行印」「認印」を購入したい方は、実店舗ではなく印鑑通販サイトを利用しましょう。
印鑑通販サイトなら店頭に足を運ばなくても、オンライン上で簡単に印鑑を注文できますよ。
取り扱っている材質の種類も豊富ですので、「実印なら○○○」「銀行印なら○○○」と分けて注文するのもOKです。
※印鑑をネット通販で購入するメリットはこちら!
参考:【危険性はある?】印鑑をネット通販で購入するメリットを徹底解説!
印鑑通販サイトのはんこプレミアムでは、お得な個人印鑑3本セットが用意されています。
色々な場面で使える実印・銀行印・認印の印鑑セットですので、是非一度はんこプレミアムを利用してみてください。
印鑑の種類別おすすめ素材・サイズと合わせて知りたいそれぞれの用途
・銀行印を使うシーン
・認印を使うシーン
実印を使うシーン
実印は、個人印鑑や法人印鑑の中で最も大切な印鑑です。
お住まいの役所で登録された本人を証明する印鑑で、15歳以上の方であれば実印を登録できます。
1人につき1本のみ実印として印鑑登録でき、この手続きが印鑑証明ですね。
逆に言えば、市区町村役所で印鑑登録をしないと実印として使うことができません。
具体的にどのようなシチュエーションで実印を使うのか見ていきましょう。
・銀行融資を受ける際や生命保険への加入
・公文書の作成や遺産相続時
金銭的に高額な取引のある契約書に実印は使われます。
家や車の購入で契約する際に、実印と印鑑登録証明書の提出を求められるのが一般的です。
つまり、実印と印鑑登録証明書の2つが揃って初めて本人確認が成立します。
銀行印を使うシーン
個人銀行印は、銀行や信用金庫などの金融機関に印影の届出をしている印鑑です。
ネット通販では銀行印として売られていますが、銀行に登録しないと正式には認められません。
銀行印を使うシーンは、金融機関の口座開設時やクレジットカードの作成時です。
ATMが普及する前は、窓口での預金出金時に銀行印が必要でした。
しかし、現代ではキャッシュカードを使った入金や出金が一般化していますので、銀行印を使用する機会は減っていますよ。
お金の管理で必要な印鑑という点では実印と同じですので、重要な存在と言っても過言ではありません。
また、実印と銀行印を区別するために、一回り小さなサイズで作成する方が増えています。
認印を使うシーン
個人の認印は、確認や承認の意味を持つ印鑑です。
市区町村役所に印鑑登録する必要はなく、日常生活で使用する場面は多々あります。
以下では、認印を使うシチュエーションをいくつか挙げてみました。
・会社の書類の確認
・役所への書類の提出
・簡単な契約書の作成
学校などの書類にも認印は使われますので、実印や銀行印と比べると使用頻度は高いわけですね。
また、個人認印を使う際はシャチハタとの区別に注意しないといけません。
シャチハタとはインクが内蔵してあるスタンプ式のハンコで、朱肉を付ける手間を省いて連続して押すことができます。
しかし、シャチハタは同じ印面が存在しますので、公的な届出に押す場合は印鑑と朱肉を使った認印が必要です。
印鑑の種類別おすすめ素材・サイズまとめ
記事のポイントをまとめます。
実印の素材・サイズ
– 高級素材が推奨される。
– 金属系なら耐久性・捺印性に優れた「チタン」。
– 木材系なら硬くて丈夫な「オノオレカンバ」。
– サイズは男性15㎜、女性13.5㎜が一般的。
銀行印の素材・サイズ
– 使いやすさ重視で「黒水牛」や「柘材」が適している。
– 黒水牛は耐久性・捺印性に優れ、柘材はデザイン性が豊富。
– サイズは12㎜または13.5㎜がベスト。
認印の素材・サイズ
– 軽くて扱いやすい樹脂製が最適。
– デザインの選択肢が豊富で価格もリーズナブル。
– サイズは男性12㎜以上、女性10.5㎜以上が適当。
購入は通販サイトがおすすめ
– 店舗に行かずオンラインで注文可能。
– 豊富な材質・デザインから選べる。
– 3本セット(実印・銀行印・認印)のお得なセット販売もあり。
種類別の用途
– **実印**:住宅・車の購入、ローン契約、遺産相続など高額取引に使用。
– **銀行印**:口座開設やクレジットカード作成時に必要。
– **認印**:荷物の受け取り、書類承認など日常的に使用。