印鑑に使う書体のおすすめは?正しい選び方を徹底解説!

印鑑を作成するに当たり、印影をデザインする書体は大事です。

基本的に「○○○の書体を使わないといけない」といった決まりは特にありません。

しかし、実印、銀行印、認印、シャチハタなど、印鑑の種類によっておすすめの書体は異なります。

「どっちの書体がいいの?」「この書体はよくない?」「女性におすすめは?」と悩む方のために、この記事では、印鑑に使われている書体の正しい選び方について解説していきます。

また、印鑑通販サイトで利用できる書体プレビューや、選べる書体の一覧も紹介するので、印鑑を選ぶ参考にしてください。

記事のポイント
①書体の選び方 実印・銀行印
②書体の選び方 認印・ゴム印・シャチハタ
③印鑑通販サイトでは書体プレビュー確認可能

印鑑の書体の選び方 実印・銀行印のおすすめは?

・大事な契約で使う実印には篆書体(てんしょたい)
・女性の実印には太枠篆書体(ふとわくてんしょたい)
・銀行印の作成には印相体(いんそうたい)

大事な契約で使う実印には篆書体(てんしょたい)

印鑑の中でも実印は最も重要で、不動産の購入や生命保険への加入の手続きで使われます。

※印鑑の種類別の用途についてはこちら!

参考:印鑑の種類別の用途は?それぞれにおすすめの素材を徹底解説!

大きな効力を持つ印鑑ですので、紛失した際の偽造や複製のリスクを減らさないといけません。

そこで、実印の作成には篆書体(てんしょたい)がおすすめです。


画像引用https://www.inkans.com/font.html

篆書体(てんしょたい)は秦の時代に公式の書体とされていて、「縦長の字」「文字の太さが一定」「横字は水平」といった特徴がありますね。

この書体が実印としてポピュラーなのは、可読性が低い(読みにくい)のが理由です。

複雑な文字で構成されていますので、日本銀行発行のお札にも捺されています。

個人実印や法人実印の書体の選び方で迷ったら、とりあえず篆書体(てんしょたい)を選択すれば失敗はないでしょう。

女性の実印には太枠篆書体(ふとわくてんしょたい)

女性が実印を作成する際は、太枠篆書体(ふとわくてんしょたい)も検討してみましょう。

太枠篆書体(ふとわくてんしょたい)は、篆書体(てんしょたい)をベースに可愛らしいフォントにした書体だと考えるとイメージしやすいですよ。

太字と細字のバランスが良く、通常の篆書体(てんしょたい)よりも軽やかな印象を与えられます。

印鑑の書体の中でも女性らしさを表現できますので、柔らかい雰囲気の実印を作成したいなら太枠篆書体(ふとわくてんしょたい)を選んでみてください。

銀行印の作成には印相体(いんそうたい)

印相体(いんそうたい)は開運にまつわる書体で、吉相体(きっそうたい)とも呼ばれています。


画像引用https://www.inkans.com/font.html

風水の観点から、お金と深く関わる銀行印の書体として印相体(いんそうたい)を選択する方は少なくありません。

文字と枠が接する部分が多く、他の書体と比べて欠けにくいのがメリットですね。

篆書体(てんしょたい)と同じように印相体(いんそうたい)も可読性が低いため、偽造や盗用防止の効果も期待できます。

八方に伸びる文字形状から縁起が良いとされていますので、銀行印の作成で使ってみてはいかがでしょうか。

印鑑の書体の選び方 認印・ゴム印・シャチハタのおすすめは?

・認印の作成には古印体(こいんたい)や隷書体(れいしょたい)
・ゴム印の作成には楷書体(かいしょたい)
・シャチハタの作成には楷書体(かいしょたい)

認印の作成には古印体(こいんたい)や隷書体(れいしょたい)

実印や銀行印とは違い、認印は可読性の高い書体で作成するのが一般的です。

日常シーンで使われる認印は読みやすいのかどうかを一番に考える必要がありますので、古印体(こいんたい)や隷書体(れいしょたい)をおすすめします。

古印体

隷書体

画像引用https://www.inkans.com/font.html

古印体(こいんたい)は雅な味わいの墨溜りや欠け途切れが特徴的、隷書体(れいしょたい)は横長の端正なバランスが特徴的です。

両方とも日常的に使用されていますので、デザインを見れば「この書体か~」と感じるでしょう。

古印体(こいんたい)でも隷書体(れいしょたい)でも、お好きな方の書体を使って認印を作成すればOKです。

ゴム印の作成には楷書体(かいしょたい)

ゴム印とは、印面がゴム製で作られている印鑑のことです。

社印として使われる会社の認印のような存在で、請求書や領収書などの書類に押します。

ゴム印も認印と同じように読みやすさが重要ですので、楷書体(かいしょたい)で作成するのがおすすめですよ。


画像引用https://www.inkans.com/font.html

楷書体(かいしょたい)は隷書体(れいしょたい)をもとにして作られた筆文字の書体で、日本では教科書にも採用されています。

ゴム印の中には住所などの情報を記載しますので、読みやすさを加味して楷書体(かいしょたい)を選ぶべきです。

シャチハタの作成には楷書体(かいしょたい)

シャチハタとはインクが内蔵されたスタンプ式の印鑑の総称です。

宅配便や郵便物の受け取りや、回覧板やシフト表への押印などが主な用途です。

ゴム印と同じように文字がハッキリと分かりやすい、楷書体(かいしょたい)がおすすめです。


画像引用https://www.inkans.com/font.html

印鑑通販サイトでは書体プレビューを確認できる

印鑑通販サイトでは、自分の好きな書体を選択して印鑑を作成できます。

サイズや材質も選べますので、実店舗で作るよりも自由度が高いわけですね。

印鑑通販サイトの中でも人気のはんこプレミアムは、次の6種類の書体に対応しています。

書体一覧
・印相体(いんそうたい)
・篆書体(てんしょたい)
・古印体(こいんたい)
・隷書体(れいしょたい)
・行書体(ぎょうしょたい)
・楷書体(かいしょたい)

公式ホームページで印鑑の材質や書体を決めて注文し、メールでやり取りの確認をして商品が発送される流れです。

印鑑を注文する前に印影イメージ(書体プレビュー)の確認ができますので、「イメージと違っていた…」と失敗することはありません。

オーソドックスな書体で実印や銀行印を作成したい方は、はんこプレミアムに依頼してみてください。

<<はんこプレミアム 公式通販サイト>>

印鑑に使うおすすめの書体の選び方 まとめ

記事のポイントをまとめます。

印鑑の書体選び
印鑑には決まった書体の規定はないが、用途によって適した書体がある

実印・銀行印におすすめの書体
– 実印: 偽造防止のために可読性の低い「篆書体(てんしょたい)」が適している
– 女性の実印: 柔らかい印象の「太枠篆書体(ふとわくてんしょたい)」もおすすめ
– 銀行印: 縁起が良く欠けにくい「印相体(いんそうたい)」が人気

認印・ゴム印・シャチハタに適した書体
– 認印: 読みやすい「古印体(こいんたい)」や「隷書体(れいしょたい)」が一般的
– ゴム印・シャチハタ: はっきり見える「楷書体(かいしょたい)」が推奨される

印鑑通販サイトの利用メリット
– 書体プレビュー機能で事前に印影を確認できる
– 材質やサイズも自由に選べるため、実店舗よりも選択肢が広い
– はんこプレミアムでは6種類の書体に対応(印相体、篆書体、古印体、隷書体、行書体、楷書体)