個人印鑑を作成しようと思ったとき、「どんな選び方をすればいいのか?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
特に、実印は市区町村への登録が必要で、一生使うことを考えて慎重に選ぶべきもの。
そこで本記事では、個人印鑑を作成する際に押さえておきたいポイントを詳しく解説します。
サイズや書体の選び方はもちろん、印材の種類や彫り方の違いについてもご紹介!
「どこで作るのがいいの?」と迷っている方のために、おすすめの印鑑通販サイトも紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
①印鑑サイズは実印>銀行印>認印
②実印・銀行印は読みにくい書体が良い
③耐久性の高い素材を選ぶのが重要
④印面の彫り方は用途に合わせる
個人印鑑を作成する前に押さえておきたいポイント サイズ・書体
・印鑑の種類に合わせて書体を決める
サイズは実印>銀行印>認印で作成する
個人印鑑は、「実印」「銀行印」「認印」の3種類に大きくわけられます。
実印や銀行印は重要な書類や契約で押すはんこ、認印は日常シーンで使われる印鑑ですね。
印鑑を作成するに当たって最初にサイズを決める必要があり、「実印>銀行印>認印」の順番を意識しましょう。
以下では、個人印鑑の種類別でサイズの目安がどう違うのかまとめてみました。
印鑑の種類 | 実印 | 銀行印 | 認印 |
---|---|---|---|
サイズの規定 | 一般的に直径8.0mm~25.0mm | 規定は無し | 規定は無し |
男性の目安 | 15.0mm~18.0mm | 13.5mm~15.0mm | 12.0mm~13.5mm |
女性の目安 | 13.5mm~15.0mm | 12.0mm~13.5mm | 10.5mm~12.0mm |
多くの市区町村では、実印の印影の大きさが直径8.0mm~25.0mmと規定されています。
銀行印と認印に関しては規定がありませんが、男性と比べて女性は小さめのサイズで作るのが一般的です。
女性の個人印鑑のサイズが小さいのは、「男性よりも手が小さい」「結婚で苗字が変わるので名前のみで作成する人が多い」といった理由!
銀行印や認印は、上記の表を参考にしてサイズを選択しましょう。
印鑑の種類に合わせて書体を決める
個人印鑑に使われている書体はたくさんあります。
明確な規定はありませんが、印鑑の種類に合わせて書体を決めるのがベストですよ。
具体的には、大事な場面で使われる実印や銀行印は可読性の低い書体、日常シーンで使われる認印は読みやすい書体を使いましょう。
読みにくい書体を使って実印や銀行印を作成した方が良いのは、印影の複製や偽造を防止するのが理由です。
また、個人実印の作成におすすめの書体は男女別で下記のように違いがあります。
男性におすすめの書体:印相体(いんそうたい)や古印体(こいんたい)
女性におすすめの書体:篆書体(てんしょたい)や細篆書体(ほそてんしょたい)
もちろん、男性が個人実印の作成で篆書体(てんしょたい)を使っても全く問題はありません。
個人印鑑を作成する前に押さえておきたいポイント 素材・文字の彫り方
・印面への文字の彫り方を考える
・印鑑通販サイトのおすすめ
なるべく耐久性に優れた素材を使用する
個人印鑑を作成するに当たり、なるべく耐久性に優れた素材を使用するのがポイントです。
実印や銀行印の場合は、一生モノの印鑑になります。
実印に関しては市区町村役所での印鑑登録が必要ですので、長く使い続けられる印材を選ぶべきですね。
男性と女性で変わりますが、ここでは実印の作成におすすめの素材をいくつか紹介していきます。
黒水牛:水牛の角を加工した印材で耐久性や捺印性に優れている
オランダ水牛:耐久性が高くて落ち着きのある見た目の素材
チタン:金属系の代表的な印材でスタイリッシュな見た目が特徴的
琥珀:樹脂の化石を加工して強度を高めた印材で女性から人気
彩樺:天然木材の加工処理によって他の素材よりも耐久性を高めている
実店舗で印鑑を購入する場合、選択できる素材には制限あり…。
一方で印鑑通販サイトを利用すれば、幅広い印材からお好きなものを選べますので安心です。
印面への文字の彫り方を考える
個人印鑑を作るに当たって、印面への文字の彫り方を考えるのは大事です。
印面のパターンは「苗字」「名前」「フルネーム」の3種類で、お好きなものを選べます。
一般的には、実印や銀行印はフルネームで作成しましょう。
女性の場合は結婚して苗字が変わる可能性が高いので、名前のみで実印や銀行印を作成するのもOKですよ。
認印に関しては様々なシーンで使われますので、用途に合わせて作成してください。
印鑑通販サイトのおすすめ
個人印鑑を作成したい方には、印鑑通販サイトのはんこプレミアムの利用がおすすめです。
はんこプレミアムは印鑑の専門店だけあり、50種類を超える豊富な素材が用意されています。
もちろん、サイズや書体を自由に選択できますので、あなたが求めている個人印鑑に仕上げてくれるわけですね。
オプションで手彫り仕上げサービスを利用すれば、大量生産された印鑑とは違って印影が被る心配はありません。
「実印」「銀行印」「認印」のお得な個人印鑑3本セットもありますので、まずははんこプレミアムの公式ホームページを覗いてみましょう。
個人印鑑を作成する前に押さえておきたいポイント まとめ
記事のポイントをまとめます。
個人印鑑の種類とサイズ選び
– 印鑑は「実印」「銀行印」「認印」の3種類に分かれる
– サイズの目安は「実印>銀行印>認印」
– 実印は多くの自治体で直径8.0mm~25.0mmに規定されている
書体の選び方
– 実印・銀行印は偽造防止のため可読性の低い書体を選ぶ
– 認印は読みやすい書体が適している
– 男性向け:印相体・古印体 / 女性向け:篆書体・細篆書体
印鑑の素材選び
– 実印や銀行印は耐久性の高い素材を選ぶ
– おすすめ素材:黒水牛・オランダ水牛・チタン・琥珀・彩樺
文字の彫り方と作成方法
– 実印・銀行印はフルネーム推奨(女性は名前のみも可)
– 認印は用途に応じて選択
印鑑通販サイトの活用
– 「はんこプレミアム」など通販サイトなら素材・書体を自由に選べる
– 手彫り仕上げでオリジナリティを出すことも可能